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本家の長女に生まれた宿命なの!?☆ライフストーリー・第12話

母について書こうと思う☆ライフストーリー・第11話の続き。

本家の長女として生まれた私。
父に怒られている時に、いつも私をかばってくれた、大好きな桃井ばあちゃん。
お盆が来ると、いつも一緒にお墓参りに行っていた。
当時はまだ、お墓が山の中にあった。

私が小学校3・4年生ぐらいの頃かな〜?
自転車で二人で行くのだが、なぜ?私だけなんだろう??
妹は一緒に来たことがないので疑問に思った。

ばあちゃんは言った。
「きょうこが長女だから。この家を継ぐのは長女だから。だから妹は一緒に来ないんだよ。」

ばあちゃんと一緒に来れた私は誇らしげな思いと、私がこの家を継がないといけないの???
なんで、そんなことがすでに決まっているのか?さっぱり理解できなかったし、なんで私の人生なのに周りから決められなきゃいけないけないんだろう。。。
私は、ばあちゃんだけではなく、親戚が集まった時も「きょうこがこの家を継ぐんだからね〜」「きょうこは婿さんをとらないとね!」「きょうこがお墓を守らないとね!」と、事あるごとに言われ続けて、うんざりを通り越して嫌な気分しか感じていなかった。。。

特に父の兄弟が集まった時は、物凄いことになる。
優しくて穏やかな長女の大阪のおばちゃん。
ニコニコ穏やかな次男の四国のおじちゃん
そして短気で怒りっぽく父とそっくりな三男の相模原のおじちゃん。

父方の親戚はみんな県外にいたのので、そんなにしょっちゅうは集まらないけど、集まった時は凄まじいことになった。
まず女性陣は、この宴の準備をしなければいけない。
母と桃井ばあちゃんも準備しているものの、みんな飲むので、やれビールつげだの、熱燗用意しろだの、お酒の準備をするだけでも大変。
このつまみはないのか?せっかく帰郷したのだからあれが食べたい、など急な買い物に行くこともあった。
女性陣の手が足りないと思うなり、「きょうこがビールをつげ!」と声が飛んでくる。

茶の間と座敷の襖を外して、大宴会場になった我が家に集まった親戚のおじさんや、おじさんのお友達に私はビールを注いでまわった。
これも本家の長女に生まれた私の役目だった。

何日か家に泊まっていくおじさんもいて、母とばあちゃんは色々準備をしていた。
桃井ばあちゃんからしてみたら、自分が産んだ可愛い子供達が帰って来るのdから準備するのも楽しかっただろう。
母は嫌な顔をひとつもしなかったし、いつも笑っていたけど本家の長男の嫁の立場だったので、色々と大変なこともあったんだったろうな〜と、今になって思う。
きっと嫁、姑問題もあっただろうし。

今、思い出した。
ある時、ばあちゃんは私に母のことを言い、母は私にばあちゃんのことを言った時があった。
なんか、二人の間で板挟みになってる感じがしたんだよね。
なので「直接二人で話せばいいじゃん!」と悪気なく二人の前で言ってしまった。

それ以来かな〜。
ばあちゃんが私を溺愛していたので、母が私からちょっと引いた感じがした。
私が、ばあちゃんと一緒に寝ていたというのもあっただろうし、妹も同じぐらい大事だったと思うしね。
母なりにバランスをとる意図があったのかも知れない。

話がそれてしまったけど、とにかく私の意思とは別に、私自身の人生を決められてることが心の底から嫌だった。
私だって、好きで長女に生まれた訳じゃないし、なんだったら好きでこの家に生まれてきたわけでもないのに!!
父にも、毎晩のように怒られるし。
売り言葉に買い言葉だったとしても、「お前なんか家の子じゃない!!」「橋の下から拾ってきたんだ」と何度も言われたしね。。。
この父とずっと一緒にいないといけないのかと思うと、自分の未来に絶望を感じていた。

これは、物心ついた頃に母から聞いたことだけど、父はどうしても跡取りの長男が欲しかったので3人目を作ろうとしていたらしい。
ただ、私も妹も虚弱だったので、3人目も健康体で生まれてくる可能性は低いだろうと医者に言われていたと。
特に妹は生まれてすぐに入院しているので、もし3人目の子がそれ以上だったら。。。と思うと、母は3人目を作るのを断念したと話していた。

小学校3・4年生ぐらいの頃の私は、母がそんなことを考えていたなんて知る由もないのだが。。。

続く。。。

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この記事を書いた人

阿部きょうこ

現在、六本木のクラブでママちゃんやってます。
30才で六本木にあるクラブでママになった時に、マネジメントやコーチングの領域で悩んでいた。10年前から心理学を学び、主にセルフコントロールとコミュニケーションに関心を持つ。

自分の心を開いて相手と関わり相互支援出来る人間関係を目指しながら日々活動中。

幸せになるのをただ待っているのではなく、自ら幸せを創り出し、日々笑顔で過ごす人を増やしていきたい。

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