本家の長女に生まれた宿命なの!?☆ライフストーリー・第12話の続き。
小学校に入っても、自転車の補助輪が外れなかった私。
母の買い物についていく時も「ガラガラ」と大きな音がなる。
友達と遊ぶ時も、私だけ補助輪が外れてなかったので、ひとり「ガラガラ」と音をたてて、必死について行ったのを覚えている。。。
友達の補助輪が取れた、子供用の自転車で練習するけど、なかなか上手くバランスが取れない。
「なんでだろう。。。」
と、半ば途方に暮れていたし、いつまでも補助輪がついていることが、とにかく恥ずかしかった。
ある日のこと、桃井ばあちゃんが「この自転車に乗る?」と、大人用の赤い自転車が目の前にあった。
誰かからもらってきたんだろう。
新品じゃないし、ところどころ錆び付いてもいた。
私は、補助輪も取れてないし、子供用の自転車にも乗れてないのに、ましてや大人用の自転車なんかに乗れるのか?
疑心暗鬼のまま、乗ってみることにした。
サドルに座って、ハンドルを握り、グッと一漕ぎすると。。。
なんと!!!
あんなに乗れないと思ってた、自転車に乗れたのだ!
しかも大人用に。笑
私は、嬉しくて♪嬉しくて♪
その日から、私は大人用の自転車を乗りこなし、どこにでも行った。
ある日、大人用の自転車で現れた私を見て、友達に驚かれた!!!
しかも、新品じゃない自転車を「古い」「汚い」と、バカにされた。
確かに、錆び付いていて古びた感じはあったけど、それまでは私が友達を追いかけていたのに、私がスイスイと自転車を漕ぐので、今度は友達が必死に私を追いかけてきた。
そんんな自分が誇らしいと思った。
これと似たような出来事を思い出した!
小学校のプールが低学年ようの小さなプールと、25mの大きなプールと2種類のプールに分かれていた。
小さなプールから、25mの大きなプールに行くには、めんかぶり泳ぎで、小さなプールの端から端まで泳げることが前提にあった。
私は、母と妹と一緒に海に行って、母の真似をして平泳ぎで泳いでいたので、カナヅチじゃなかった。
けど、どうしてもめんかぶりが出来なくて、途中で足がついてしまう。。。
同級生の仲間は、どんどん大きなプールに行っているのに、私はまだ小さいプールにいたのだ。。。
4年生ぐらいの時かな?
もう来年は高学年にもなるので、いい加減大きいプールに行った方がいいと先生も思ったのだろう。
私を合わせて4〜5人ぐらいしか小さいプールに同級生はいなかったので、まためんかぶり泳ぎをさせられたが、どうしても泳ぎ切ることができない。。。
先生に「私は、海では足が届かないところでも平泳ぎで泳げる!」と、説明し、特別に大きいプールに移動した。
すると。。。
すいすい、平泳ぎで25m泳げたのだ!
これには先生も驚いていたけど、潜水で25m泳げた自分にも驚いた。笑
その後の、大会で平泳ぎの選手に選ばれたのも、驚きだったな〜。。。
自分では出来ないと思い込んでいたことでも、フィールドが変わったことで簡単にできた!!!
出来た時は、本当に嬉しかったな〜。。。
そんな経験をしていたことを思い出した。
続く。。。
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