松村亜里さんとは、私がウェルビーイング心理教育ナビゲーターになる前に講座を受講したのがご縁ですが、今日はこの本をご紹介したいと思います。
子育てにお悩み中のママさんにはもちろんのこと、今よりも良くなりたいとか、幸せって何だろ?どうしたら幸せになれるんだろう??と思っている全ての方にお勧めする1冊です。
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人は幸せになるために生まれてくる
それって当たり前ですよね?と思った方も多いでしょう。
ですが以外にも「自分は幸せになってもいい」と許可を出せてる人は少ないのです。
この本はポジティブ心理学を土台とした理論とスキルが、たくさん書いてあるのですが、そもそもポジティブ心理学とは1998年に、ペンシルベニア大学のマーティン・ゼリグマン博士が「従来の心理学研究が悪いところを治すことばかりしてきたので、もっと幸せに生きることを研究しよう」と提唱したものなのです。
以来、幸せの研究が科学的に進んでいるのです。
この本にはその理論とスキル、そして亜里さんの経験と実践していることが余すことなく書かれています(笑)
私が印象に残ったキーワード
*幸せは比較や期待の上には成り立たない
*今の幸せが将来の成功を約束する
*時代に合わせて親も変わろう
*「安全基地」
*人なみな愛のタンクを持っている
*ACRはどのように人との関係性をよくするのか
*辛い時期こそセルフコンパッション
*マインドセットが自己効力感を高める
*親のあなたが幸せになるために
などなど、読み終わった頃には本は付箋だらけになりました。
ただの子育て本ではない
上のキーワードを見ても分かるように、その時々の自分自身はどうしたら良いのか?がたくさん書かれていますし、親の部分を「自分」に置き換えるてみると、この本はただの子育て本ではなく、独身の私でも学ぶことが多い内容でした。
学生さんからマネージャー職の方々にも読んでほしい1冊です。
感想
私が1番衝撃を受けたのは、長続きする幸せと長続きしない幸せがあること。
そのメカニズムを知って、私はずっと人と比較する幸せを本当の幸せだと思い込んでいたんだなぁ〜と深く納得。(どうりであまり幸福感を感じれてなかったわけだわwww)
それと結果ではなくプロセスに注目する!
「結果は後からついてくる」と思っている私(笑)
でもついつい先に結果に目が行きがちですよね…
そして思い通りの結果に繋がらないと落ち込んだり、子育てママさんなら子供に対してイライラもするでしょう。
そうなると失敗を恐れる→チャレンジしない子になってしまうかも知れません。
人を萎縮させず、自らモチベーションを高めていくにも、これは子育てでもマネジメントでも必要なスキルだと思いました。
この本の理論とスキルは、分かりやすい言葉で書かれているので、とても共感しやすかったです。
著者の松村亜里さんの優しさと想いが伝わってくる1冊です。
子育てに限らず、人生の色んな局面でお役に立つ本だと思いますので、是非おススメします♪
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