こんにちは!
阿部きょうこです。
近年ウェルビーイングが知られる中で、自分の強みを知ることも注目されています。
教育機関で「強み教育」という言葉も出てきているほど広がりを感じています。
最新のウェルビーイング研究では、自分の強みを知ることは幸福度を高めることが分かってきました。
自分の弱みに注目するのではなく、すでに持っている(ある)強みに注目する。
すでに持っている(ある)強みというのが、あり方の強み(Being)であるVIA-ISキャラクターストレングスなのです。
今では強みを診断する色々なツールがありますが、頑張らなくてもすでにある、このあり方の強み(Being)に気づく(知る)ことが、自分らしさ(個性)を知ることになるのです。
と同時に、相手にも自分の中にある同じ強みがあるという視点で捉えられるようになることで、人間としての共通性を感じられたり、多様性を受け入れられるようになって互いを尊重できるようになります。
今日は、11月27(月)に行われるAWEキャラクターストレングス強みの対話会の打ち合わせでした。
そこでの気づきをシェアします。
次回は「誠実さ」の強みをピックアップして、自分の強み発掘ワークショップを開催します。
誠実さは勇気の美徳です。
勇気の美徳とは、外部または内部の反対にあっても目的を達成するという意思の発揮を伴う感情面の強み。
誠実さの強みとは、「真正さ、正直さ」真実を語る。自分を誠実に語る。偽りなく存在する。自分の 気持ちと行動に対して責任を持つ。(VIA Proより引用)
私は、誠実さがなぜ勇気の美徳なんだろうと思っていましたが、今日の打ち合わせで、あることに気づきました!
私は長年接客業をしているので、自分の正直な気持ちを伝えることよりも、相手の気持ちを汲み取り、共感することに意識が向いているのです。
今の私のVIAは愛情・好奇心・社期的知性・親切心・スピリチュアリティと、人間性の強みが上位にあるのも納得です。
打ち合わせをしているときに、自分の気持ちを正直に相手に伝えることに怖さを感じている私がいることに気づいたんですね。
理由は二つあります。
一つは、過去の経験から親密な関係性を築くことが怖くなっていたので、自分の本心・本音を伝えるよりも相手に合わせていた。
今思えば、それは条件付きの愛だったのかも知れませんが、そのような時期もありました。
二つ目は、ビジネスにおいて自分の本心を見せるなんてありえない!と思っていたから。
実際、ビジネスって色んな駆け引きもありますよね。
初めから自分の手の内を見せるようなことはしないな〜って。
もちろん業種によっても違いがあるとは思いますが、私がいる環境では周りはみんな仲間でもありライバルでもあるから、それが良い悪いではなく、そのような環境にいるということ。
なので、同じ学びをしている仲間には自分らしさを見せられるんだな〜って思いました。
まさにサードプレイスですね。
そのような場を持っていることも、ウェルビーイングであるためにはとても重要だと思います。
私は、自分自身に思いやりを向けられるようになって愛情の強みが大きく変化したんですね。
それはコネクション・プラクティスを学び、実践しているから。
コネクション・プラクティスには、思い切った正直さというワークがあるのですが、そのワークが一番苦手でした。
自分の感情とニーズを表現するだけなのに怖れがあったのです。
でもそこにはNVC(非暴力コミュニケーション)が土台にあるので、自分にも相手にも思いやりから正直さを表現することが私は好きだし、徐々にできているということに気づいたのです。
そして、これまでのプロセスを通して、より自分が求めている本質的な幸せに近づいているのを実感しました。
話が逸れましたが、VIA-ISキャラクターストレングスは幸せに関係する強み。
この誠実さの強みも色々な切り口がありますが、自分に対して誠実であること、そして正直な気持ちを表現することは親密な関係性において健全なコミュニケーションの柱になっているという理解が深まりました。
ときには、とても勇気がいることでもありますけどね。
11月27(月)に開催しますので予定を空けておいてくださいね✨